|
『Thrill Kill(スリルキル)』は、から発売される予定であったPlayStation用ゲームソフト。 過激なまでの性的および暴力表現が目立つ本作だが、最大4人までの多人数同時プレイが可能であるのも特徴である。 完成する前に開発中止となった後、インターネット上にデータが流出したため、本作は未発売の作品でありながらインターネット上でダウンロードしたうえでプレイできるゲーム作品となった。 == 解説 == 地獄を舞台に、現世への復活を望む10の忌むべき魂たちの戦いを描いた対戦アクションゲームで、『モータルコンバット』のような残虐ゲームを目指して作られた。 モードはTeam、Arcade、Practiceの3つが存在し、TeamおよびArcadeは最後の一人になるまで殺し合うのが目的である。 1998年夏に発売元のヴァージン・インタラクティブがエレクトロニック・アーツに買収された後、ブランドイメージを傷つけられるようなことは避けたいエレクトロニック・アーツから「こんなバカげた残虐ゲームを売ることはできない」と告げられ、発売中止になった経緯がある。 その後、このゲームに携わった者がインターネット上にゲームのデータを流し、ゲーム関連のコミュニティーを騒然とさせた。 Official U.S. PlayStation Magazine2004年秋号には、「このゲームは秀でるところはあるが、駄作である」という評価が寄せられた〔OPM staff (September 2004). "Overrated/Underrated" (SWF transcript ). ''Official U.S. PlayStation Magazine''〕。 2009年に本作はGameInformerの"The Top Ten Games That Almost Were."の第10位にランクインし〔“The Top Ten Games that Almost Were,” ''GameInformer'' 200 (): 18.〕、その2年後の2011年にはGameProの"The 50 Best Fighting Game Characters Ever." に本作の登場人物であるThe Impがランクインした〔"The 50 Best Fighting Game Characters Ever" ''GamePro'' 2011/Winter.〕。 なお、本作のエンジンは様々なゲームで使われている。 *2000年6月11日にアクティビジョンから発売されたX-Men: Mutant Academyでは、二人用モードで使われている。 *日本ではサクセスから発売された、Wu-Tang: Shaolin Styleでは、本作のシステムが流用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Thrill Kill」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|